画像内の物を増やすには選択してコピーし、目標の場所に置き、置いた所の背景に違和感が無い様にする処理が必要でした。
「コンテンツに応じた移動ツール」の[拡張]オプションを使うとその処理が自動でされるそうです。

影とか背景との折り合いなど、普通に切り出しての作業を思い浮かべるとどれくらいうまくできるものなのか気になっていました。

方法

1. 加工する写真を取り込んでください。

砂浜の帆立て貝。
砂のランダムなざらつきと貝殻が落とす影など難しそうなものを選んでみました。
K_00.fw

2. [コンテンツに応じた移動ツール]を選んで、モードを[移動]→[拡張]にしてください。

K_01a.fw K_02a.fw

3. マウスポインタで貝殻をドラッグして囲んでください。

囲んだ部分が選択されます。
K_04a.fw

4. 選択した部分をドラッグアンドドロップで置きたい場所へ移動させてください。

K_05a.fw
移動後、画像は自動で修正され、移動先の貝殻の周囲の砂のざらつきや影は境界が目立たない処理がされているのがわかります。
かなり簡単にコピーして貝殻を増やすことができました。
K_07a.fw

この機能は「写真に写っている物を移動させてみる」のように規則性のあまりない背景のある物に向いているようです。注意すべきポイントも共通しているみたいです(規則性のあるパターンの背景)
やはり特に細かい調整なしでこれだけの効果がありました。

写真の構図の変更にも使えそうです。
夕暮れの風景、拡大などのトリミングはしないで空を広くして下の流木のような部分を無くしてみました。
コピーする部分を選んで流木に重なる様にペーストします。
空のすじ雲もあまり違和感無く処理され、流木も消えた別の写真になりました。
Y_A_B

 

こういうこともできます。
蔦_A_B

詳しくは➡Photoshop CS6の新機能 使い勝手のよい「コンテンツに応じた移動ツール」

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