※2015年6月23日 記事を更新しました(Photoshop CC2105 のDehaze(かすみ除去)について追加しています)。

Camera Raw画面上の効果のアイコンをクリックするとレンズ効果画面が開きます。
kouka_01fw.fw

Photoshop CS6の時とあまり変わらない様ですが、Photoshop CCからはフィルターとしてJPEGにも使えるようになったのでJPEGでの動作を中心に見てみます。

「粒子」と「切り抜き後の周辺光量補正」があります。
koukab_01fw.fw

 


「粒子」

フィルムの写真の様な粒子の感じがある効果を追加する機能です。

似た効果のある機能として「フィルター」→「ノイズ」→「ノイズを加える」があります。
それに対してこの「粒子」はスマートオブジェクトのフィルターなので元画像に変更は加えられません。

「粒子」を追加して色々その度合いを変えてみましょう。

「粒子」の各スライダーを調整してみます(以下調整例)。
調整前kouka_02fw.fw

適用量
kouka_03fw.fw

サイズ
kouka_04fw.fw

荒さ
kouka_05fw.fw
しばらく試してみるとスライダーの組み合わせでかなり思い通りのノイズの状態を作ることができることが分かります。
ちょっと昔の報道写真風の画像とか作ることができます。
工夫次第で背景のデザイン的なものとか表現の幅が広がりそうです。


「切り抜き後の周辺光量補正」

周辺光量補正をした後、部分の切り抜きを行っても、切り抜き前の補正状態を保つものです。

「切り抜き後の周辺光量補正」の各スライダーを調整してみます。

調整前
kouka_07fw.fw

各スライダーを調整(調整例)
kouka_09fw.fw

「OK」をクリックしてCamera RawからPhotoshopの画面に戻ります。
周辺光量が補正された画像になっています。
kouka_10fw.fw

切り抜きたい部分を指定します。
kouka_11w.fw

指定した部分を切り抜くと、周辺光量が補正された状態のままで取り出すことができます。kouka_13w.fw

周辺光量の補正、本来は広角レンズで撮影したときに画像の四隅が暗くなってしまう現象に対して、画像全体が均等な明るさになるように使うことが多い様です。
Camera Rawを使うとかなりその調整の自由度が高いので、画面の中心をより際立たせるなど積極的な表現ができそうです。


「Dehaze」(かすみ除去)

Photoshop CC2015から追加された機能です。(かすみ除去機能)

効果パネルに「Dehaze」のスライダーが追加されています。
haze_a.fw

よくかすみがかかった風景の写真を狙って撮影することもありますが、かすみをかけたくないこともあります、でも気象状態で左右されることなのでしかたありません。そういう場合に役に立ちそうです。

ちょっとかすみがかかった画像で試してみます。
haze_001.fw

スライダーを右にずらすとかすみがなくなっていく様に処理されます。
haze_002.fw

スライダーを左にずらすとかすみが強調された感じになります。
haze_003.fw

このようにかすみがちょっとかかったような画像の場合簡単にかすんだ部分をくっきりと見せるようにすることができます。

霞(かすみ)ではなく霧(きり)の様に極端に視界を遮る現象ではさすがに無理かもしれませんが、なんとなくこんなことができたら・・と思っていた機能です(細かい調整で似たようなことはできると思いますがこれだけ簡単な操作でかすみが除去できるのはやはりありがたいですね。)

 

このサイトにあるCamera Rawの各機能についての紹介記事です。

Camera Rawの各機能
Camera Raw ①機能の概要/Camera Rawの起動
Camera Raw ②素早く使える編集ツール
Camera Raw ③基本補正
Camera Raw ④トーンカーブ
Camera Raw ⑤ディテール
Camera Raw ⑥HSL/グレースケール
Camera Raw ⑦明暗別色補正
Camera Raw ⑧レンズ補正
Camera Raw ⑨効果
Camera Raw ⑩カメラキャリブレーション
RawデータをCamera Rawで扱うこと

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