Camera Rawの画面上の明暗別色補正アイコンをクリックすれば明暗別色補正の調整画面が現れます。
LS_0001.fw

明(ハイライト部)暗(シャドウ部)別々に色補正(色相と彩度)の調整をすることができます。

[色相] の調整範囲は0~360
(色相環に従ったものかもしれません、360でちょうど元の色相(0)になるみたいです)

[彩度](鮮やかさ)の調整範囲は0~100

通常の色調整(HSL)とは違った視点からの調整になります。
この機能をグレースケール画像に使用すると(色補正すると)色が付くことになります。

[バランス]スライダーは明(ハイライト)の調整と暗(シャドウ)の調整の影響する割合を決めます(-100~100)。
LS_SLIDER_01

操作例

各スライダーの働きを確認してみます。

スライダーを操作して以下の設定にします。

ハイライト部
色相を60(大体黄色)
彩度を50

バランスは0

シャドウ部
色相を300(大体紫色)
彩度を50

ハイライト部に黄色、シャドウ部に紫が配置されました。LS_0008.fw

[バランス]スライダーを操作してみます。

バランスを-100
ハイライトの黄色が弱まりシャドウの紫が中心になっています。
LS_0009.fw

バランスを100
ハイライトの黄色が中心になっています。
LS_0011fw

ちょっと極端な設定でしたが、明暗それぞれで色相(色味)を選択して彩度(鮮やかさ)を調整、バランスでその割合を調整するという使い方になりそうです。


暗い部分や明るめの部分の色の傾向が簡単に調整できるので、たとえば風景写真などで撮影された時間帯による日差し・影の感じを演出するとかできるように思います。
この調整の効果は独特の特徴があるので、予めいろいろ試してみてどのようなものであるかを知っておくと良いと思います。

 

このサイトにあるCamera Rawの各機能についての紹介記事です。

Camera Rawの各機能
Camera Raw ①機能の概要/Camera Rawの起動
Camera Raw ②素早く使える編集ツール
Camera Raw ③基本補正
Camera Raw ④トーンカーブ
Camera Raw ⑤ディテール
Camera Raw ⑥HSL/グレースケール
Camera Raw ⑦明暗別色補正
Camera Raw ⑧レンズ補正
Camera Raw ⑨効果
Camera Raw ⑩カメラキャリブレーション
RawデータをCamera Rawで扱うこと

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