Camera Rawの画面の左上部に並ぶアイコンが編集ツールです。
どれも編集する画像上のポイントを選んだりドラッグしたりして使うものなので素早く操作ができます。
それでもフォトレタッチとしてだいたい必要な処理ができます。

JPEGデータを読み込んだとき
tool_menu_jpg.fw

Rawデータを読み込んだとき(Rawデータでのみ使える機能については別のコーナーで紹介する予定にしています。)
tool_menu_raw.fw

hori_02.fw

 


ホワイトバランスツール

tool_WB_jpg.fw

このアイコンをクリックしてから、画像上でホワイトバランスの基準として使いたい部分をクリックすると、画像のホワイトバランスがそこを基準にしたものに切り替わります。
WB_screen_01.fw

(画像全体の色が変わることでも確認できます。)WB_screen_02.fw

参考⇒ホワイトバランスとは

 


カラーサンプラーツール

tool_C_sample_jpg.fw

画像上でRGBの割合を知りたい部分をクリックすれば番号付きのポイントが示され、画面上部には数値の一覧が表示されます。

配置したポイントはドラッグして移動させることも可能です。

ポイントは9個まで配置できます。
CS_screen_01.fw

 


ターゲット調整ツール

tool_target_jpg.fw

ターゲット調整ツールアイコンをクリックするとプルダウンメニューが出てくるので、調整したい項目を選びます。
画像の上をドラッグして色相や彩度などを調整します。

TG_screen_01.fw

調整例

画像上をドラッグすると選んだ内容が調整されます。
上か右方向にドラッグ:調整値が大きくなります。
下か左方向にドラッグ:調整値が小さくなります。
(調整していると画面右側のグラフや設定値が変化していくのがわかります。)

パラメトリックカーブ
TG_screen_02.fw

色相
TG_screen_03.fw

彩度
TG_screen_04.fw

輝度
TG_screen_05.fw

グレースケールミックス
TG_screen_06.fw

 


切り抜きツール※

tool_Cut_raw.fw

Rawデータの加工でのみ使えます。
別のコーナーで紹介する予定にしています。


角度補正ツール※

tool_Tilt_raw.fw

Rawデータの加工でのみ使えます。
別のコーナーで紹介する予定にしています。


スポット修正

tool_spot_jpg.fw

画像上の汚れや削除したい部分を修正処理できます。修復(削除)したい部分を選ぶと自動で画像上の修復のために使える部分が選択されます。

選択された部分をドラッグして削除(修正)したい部分ができるだけ違和感なく修正されるように調整します。

操作例

画面上の横線を修正で削除してみます。

操作用のポインタが表示されます。Spot_screen_01A.fw

ポインタの大きさとぼかす範囲を「サイズ」「ぼかし」スライダーで使いやすい大きさに調整します。Spot_screen_03A.fw

削除する線をドラッグして選択します。Spot_screen_04A.fw

選択した部分に赤いピンが現れ、自動で青いピンがあるエリアが選ばれます。(青いピンのエリアの画像をコピーして貼り付け、赤いピンのエリアの線を削除することになります。赤いピンの部分には貼り付けた様子が表示されています。)Spot_screen_05A.fw

このままでは削除された状態が不自然なので、緑のピンをドラッグして移動させ、できるだけ自然な状態になるようにします。Spot_screen_06A.fw

「スポットを可視化」にチェックを入れると、画面が切り替わり、修正された様子が確認しやすくなります。Spot_screen_07A.fw

他のツール(今回は「赤目修正」)をクリックすると修正が完了します。Spot_screen_08A.fw


赤目修正

tool_akame_jpg.fw

ストロボ発光を使って人物を撮影したときに瞳の部分が光って写る赤目現象。
その赤目になった部分を修正する機能です。

(赤目になった人物の顔の画像が必要なのですが、現在使える画像がないので試していません。)
機能を選択するとこのような調整画面が出てきます。集団写真や一人の写真などに対応できると思います。
akame_001.fw

また、プルダウンメニューに「ペットアイ」がありました。
動物に対しても有効なのでしょう。そういえば動物の写真ではフラッシュでなくても目が光っているものが多い様に思います。
akame_002.fw

材料が手に入ったら試してみようと思います。

 


補正ブラシ

tool_lhosei_jpg.fw

画像上の一部で明るさやコントラストを調整したい部分を補正ブラシで選ぶことができます。

操作例

画像の暗くなっている右半分だけを明るくしてみます。

操作用のポインタが表示されます。
HBH_01.fw

ポインタの大きさとぼかす範囲を「サイズ」「ぼかし」スライダーで使いやすい大きさに調整します。
HBH_02.fw

補正ブラシで調整したい部分を塗る様にして選んでから、スライダーで調整します。
(マスクを表示にしておくと補正ブラシで塗った部分(範囲)がよくわかります)
HBH_03.fw

選択終了後、マスクを非表示にしてください。HBH_05.fw

スライダーで露光量とコントラスト調整してみました
HBH_06.fw

他のツール(今回は「段階フィルター」)をクリックすると修正が完了します。HB_14.fw

 

調整した露光量やコントラストの設定は、保存して再利用できます。

方法

設定メニュー/新規部分補正設定をクリックすると、新規部分補正プリセットダイアログボックスが表示されるので、適当な名前を入力して「OK」をクリックしてください。
SET_REC_01

入力例:
SET_REC_03

保存した設定例:
SET_REC_04

 


段階フィルター

tool_step_jpg.fw

画面上の部分を帯状に選んで効果を指定できます。
帯を横断する形で効果(露光量やコントラストなど)が段階的に加えられます。

操作例

お堀に深い水が湛えられているように見せるために、だんだん色が濃くなって(暗くなって)くるような効果を加えてみます。

画面上をドラッグすると緑のピンが置かれ、ドラッグ先には赤のピンが置かれます。
変化は赤のピンから緑のピンに向けて段階的に強くなります。
dankai_001.fw

幅の調整は赤または緑のピンをドラッグして行います。
dankai_002.fw

帯の角度の調整は赤または緑の破線をドラッグして行います。
dankai_003.fw

帯の位置は黒の破線をドラッグして移動させることができます。
dankai_004.fw

露光量やコントラストなどはスライダーで調整します。
dankai_12.fw

 

上記の機能を使ってお堀の水を指定して色を深くしてみます。
dankai_008.fw

dankai_009.fw

 


円形フィルター

tool_oval_jpg.fw

画面上の部分を楕円または円で選んで効果を指定できます。

円形(または楕円形)のエリアを設置し、その内側または外側に効果を加えることができます。

操作例

屋根に群生している草の部分を注目するようにしてみる。

中心にしたい部分からドラッグするとそこから楕円が描かれます。
([Shift]キーを押しながらドラッグすると円が描かれます。)
C_01

大きさの調整は円周上の□をドラッグして行います。
Circle_001_Large.fw

Circle_001_Large2.fw

傾きの調整は円周上の任意の部分をドラッグして行います。
Circle_001_Tilt.fw

中心のをドラッグして移動させることができます。
Circle_001_Movefw

「ぼかし」のスライダーでぼかす程度を調整できます。
Circle_001_Unforcus.fw

「外側」「内側」のラジオボタンで効果を楕円(円)の外で出すのか内側で出すのか選びます。
Circle_001_Unforcus IN.fw

Circle_001_Unforcus OUT.fw

上記の機能を使って草の部分を指定して周囲をぼかして暗くしてみました。
Circle_001_Unforcus PreFinalfw

Circle_001_Unforcus Finalfw

 

 


Camera Rawの編集ツール部分だけをちょっと試してみましたが、かなり盛りだくさんの機能でした。
Camera Rawはフィルターですが、ほとんど独立したソフトみたい・・・と思ってしまいました。

 

参考?photoshop CCユーザはぜひ使いたいcamera rawフィルター

このサイトにあるCamera Rawの各機能についての紹介記事です。

Camera Rawの各機能
Camera Raw ①機能の概要/Camera Rawの起動
Camera Raw ②素早く使える編集ツール
Camera Raw ③基本補正
Camera Raw ④トーンカーブ
Camera Raw ⑤ディテール
Camera Raw ⑥HSL/グレースケール
Camera Raw ⑦明暗別色補正
Camera Raw ⑧レンズ補正
Camera Raw ⑨効果
Camera Raw ⑩カメラキャリブレーション
RawデータをCamera Rawで扱うこと

 

 

 

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